こんにちは、masayaです。
”前回のNo3の記事では、いよいよJobへのアプライを開始しアプライ2日後にGenentechからPhone InterviewのInvitationが届いた”というところまでを振り返りました。
今回は、Phone interviewの押さえておきたいポイントを紹介しながら、かなりの準備不足を露呈し惨敗といってもいい結果だった第1回目のGenentechとのPhone interviewから振り返っていこうと思います。
Job search ~ Appicationのポイントに関しては”No3”を参考にして下さい。
Cover LetterとResumeの作成に関しては”No2″を参考にしてください。
タイムライン
2016年9月 Cover LetterとResumeの作成
2016年10月 Genentech, Nurix Phone Interview ← 今ここ
2016年11月 Sanofi/Genzyme Phone Interview x2
2016年12月 Pfizer Phone Interview x2
Phone interviewのタイプ
最初にPhone Interviewについてまとめると、(あくまでも個人の)経験上3つのタイプに分類していました。
- Human Resource系
- Researcher系
- Human Resource + Researcher系
1. Human Resource系
インタビューしてくる相手が非研究者。大概はHuman Reseouceの方もしくは外注先のPhone Interviewを専門にしている会社のProfessional。
このタイプのPhone Interviewでは、志望動機、自分の強み・弱み、問題解決能力、コミュニケーションスキルに関する質問を主に聞かれました。Job Descriptionに書いてあるキースキル、XXXの解析方法なども聞いてきます。ただし、向こうは研究者ではないので、かなり噛み砕いて、わかりやすく伝える必要あり。向こうは、キースキルがしっかりできるかの確認を取りたいのだと思われます。
2. Researcher系
インタビューしてくる相手が研究者。将来のマネージャーであることが多い。
このタイプのPhone Interviewでは、細かな研究スキル、PhDの研究内容、ポスドクの研究内容などを主に聞かれました。正直Human Resource系よりはこちらのインタビューの方がやりやすかったです。
3. Human Resource + Researcher系
実際に私が経験したわけではなく、同時期に共に就活していた友達から効いたのですが、稀にHuman Resourceの方と研究者の方が同席して、質問してくるんだとか。
第1戦目 Genentech
さて、まさかアプライして2日で引っかかってくるとは予想していなかったので、さらっとwebでphone interviewで聞かれそうな質問を調べただけで、始まる前から結構な準備不足を感じていました。相手はタイプ1で外注のinterview professional。インタビュー時間は30分くらい。
聞かれた質問の例としては”when you have a communication trouble with your colleague, how would you solve the issue?”や”Why are you interested in this job?”みたいなことを聞かれました。
無難な事を答えたと思いますが、もっと準備・練習しておくべきだったと猛省でした。何より電話越しの英語ってやっぱり聞き取りづらいなぁ、というのが正直な感想です。これを機に、タイプ1の想定質問などを考え次回に備えました。結果はもちろん、お祈りでした。カルチャーの違いで面白いなぁと思ったのが、文章が「今後のご活躍をお祈りします」とかではもちろんなく、「今回は縁がなかったけど、また応募してねー」みたいな軽いノリだったことです。こういうアメリカっぽいとこ嫌いじゃないです。
大事なことをもう一つ。ビザのステータスも聞かれ、J1だと答えたら少しUmhみたいな空気になったのは覚えています。これは第2戦目でも聞かれた重要なファクターでした。
第2戦 Nurix (Ubiquitin系のベイエリアのスタートアップ)
ポスドク時にユビキチン系のラボに在籍していたため、Jobとのマッチングはほぼ完璧でした。相手はタイプ1のHuman resourceの方。インタビュー時間は5分くらい。
聞かれた質問はただ一つ。”で、いつから働ける?年末までに来て欲しいんだけど?”
私:???…
残念ながら、当時まだビザがJ1でグリーンカードもいつ取れるかわかなかったので、向こうのタイムラインにフィットせず流れました。
ここで学んだlessonはやはり、ビザ/グリーンカードでしょう。向こうが就労タイプのビザをサポートできないケースでは、グリーンカードがないと選考も厳しいというBiogenで活躍していた友人のHさんが言っていたアドバイスを再認識しました。
結果として、Living-costの高いSan Franciscoが回避できたのは運が良かったのかなぁと思います。
そんなわけで、10月のPhone Interview序盤戦は学ぶことが多いNegative dataが取れましたw。この経験を活かしつつ、11月のPhone Interview中盤戦へと向かいます。
余談ですが、私が実際にやっていたちょっとバカっぽいけれども重要な事があるのですが、Phone Interviewの前にLinkedInでinterviewの相手を探して、顔写真があればプリントアウトしてinterviewの間目の前に飾って置きましたw 意外にリラックスできていいんですよ?! 機会があればやって見てください 🙂
次回のNo5では、“Phone interviewの準備をして迎えた11月のSanofi/Genzymeの2つのinterview”について振り返って行きます。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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