こんにちは、masayaです。
” 前回のNo2記事ではCover LetterとResumeの添削を繰り返し”、いよいよJobへのアプライを開始しました。
今回は具体的にどういった感じでJob Postを見つけて、アプライしていったかのか、についてまとめていきます。基本的には、Pharma/Biotechの会社のCareerウェブサイトへ行き、自分のやりたいJobをキーワードを入力して見つけて、Cover LetterとResumeをSubmitするという流れになります。
タイムライン
2016年9月 Cover LetterとResumeの作成 ← 今ここ
2016年10月 Genentech, Nurix Phone Interview ← 今ここ
2016年11月 Sanofi/Genzyme Phone Interview x2
2016年12月 Pfizer Phone Interview x2
Jobへのアプライ
アメリカでJob searchを行った事がある方はご存知かもしれませんが、PostされるJobにはかなり細かな必要条件が記載されていることが一般的です。大体のPharma/Biotech系のJob searchでは、以下の事が最初に自分にマッチするかの基準になると思います。
- Background:何の分野でPhDを取ったか
- Experience:ポスドク歴何年、製薬業界の職歴何年
- Skill set:どんな実験技術を持っているか
- Location:勤務地
以下に、2018年2月21日時点で”Protein”をキーワードにSearchしたPfizer Senior Scientist@San Francisco, Protease Biochemistryの例を紹介します。
QUALIFICATIONS
- Ph.D. in Biological Science (protein biochemistry, biophysics, structural biology) or a related field (Chemical Engineering, Biomedical Engineering and Biological Engineering)
- At least 2 years of post-graduate experience in either an academic or industrial setting is preferred
- Strong knowledge on protease biochemistry
- Strong track record of scientific accomplishments demonstrated through publications in highly regarded journals and/or intellectual property generation.
- Track record of demonstrating analytical skills, creativity and unique problem solving skills
- Outstanding pro-active attitude, interpersonal, collaborative and oral communication skills
- Strong motivation, passion and commitment to science and engineering novel entities
- Ability and desire to work in an interdisciplinary scientific team and the desire to learn new techniques
- Ability to analyze and interpret work published in the field and apply it appropriately
- Technical expertise should include strong protein biochemistry and molecular biology knowledge: cloning, expression and purification of proteins, and/or other biochemical and cell based assays
- Prior experience in working with immune system derived proteins like antibody, TCR, and antibody-like scaffold proteins is a plus
このJobの例では、①生化学、生物物理学、構造生物学でPhDを取って、②最低でも2年のポスドクトレーニングを積んで、③タンパク質分解の生化学のスキルがある人がマッチします。”Track record ~”以下は大概のJob Descriptionに書いてあるので、気にしません。
私自身が実際にJob Searchしていた時の基本方針として、①タンパク質を扱う仕事、②Postdoc期間0−5年未満、③勤務地どこでもOKだったので、このJobと自分のマッチングは満たしているので、アプライをクリックしていたと思います。
余談ですが、Job Hunt後半では③の勤務地の希望はSan Franscisco以外にしていました。家族4人+シングルインカムで生活して行くのはなかなか大変だとボスや友人からアドバイスをいただいたからです。
Jobがポストされたからの日付
ちなみにこのJobはPostされてから、30日以上が経過していることから、既に第1次スクリーニングは終わり、現在進行形で選考が進んでいると考えられるので、引っかかる可能性は低めだと予想できます。最初の選考で良い候補者が見つからなかったら、第2次スクリーニングで引っかかる可能性も出てきます。
Posted 30+ Days Ago
その他のチェックするポイント
一応Relocation Pacageがついているかもチェックできる事もあります。ついていると、引越し費用を出してくれたり、住宅を持っていれば家の売買の補助もつきます。この辺りは、Job Levelと会社によって異なっています。
Additional Offer Details
- Grade: 8
- Eligible for Relocation Package
- Eligible for Employee Referral Bonus
こんな感じで、ポチポチと地道にPharma/Biotechの会社のCareerウェブサイトを頻繁にチェックしては、アプライをしていきました。実際にJobにマッチしてアプライした会社は覚えてる範囲で、Merck, Pfizer, Novartis, Sanofi, Lilly, Abbvie, Takeda, Genentech, Biogen, Nurix etc…
10月〜1月の間でトータルで50以上のJobにアプライを繰り返しました。
そしてアプライ開始からなんと2日でGenenechからPhone Interviewをしたいとの連絡をいただきました。アプライからのあまりの速さに正直驚いたのを記憶しています。しかし、こんなに早く次のステップがやって来るとは予想していなかったので、あまり準備ができませんでした。
次回のNo4ではそんな準備不足から“惨敗を期した1回目のPhone Interview”のについてから振り返っていこうと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました 🙂
「アメリカ製薬研究職への転職活動 No. 3:求人検索と応募のポイント」への6件のフィードバック