大学院生・ポスドクに学振・フェローシップへ応募して欲しい3つの理由

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こんにちは、masayaです。

もう4月ですね。4月と言えば、学振(DC1)、海外学振、卓越研究員の応募の準備していたのを思い出します。PhDの学生さんやポスドクの方もフェローシップに応募するか思案している方もいるのではないでしょうか?

研究留学そして研究者のキャリアを構築する上で重要フェローシップの獲得は非常に重要なので、迷っているなら間違いなく応募した方がいいです。もちろん獲得できれば最高ですが、獲得できなくても応募するメリットはあります。

今回は、なぜ学振やフェローシップへ“応募”した(獲得ではない)方が良いのかについて、3つのメリットに焦点を当ててまとめていきます。

 

3つのメリット

  1. 自己分析の良い機会
  2. グラントを書くトレーニング
  3. フェローシップ獲得で得られる数々のベネフィット

 

1. 自己分析の良い機会

本当に今の研究分野でこれからもやっていくのか、実は別の分野への興味が強いのではないか、基礎研究を好むのか、もしくは応用研究をやりたいのか、将来的にアカデミアで研究を遂行していくのか、industryでの研究職につきたいのか、など色々と自分に問いかけるいい機会です。

3, 5, 10年後どこでどんな研究をしていたいのかについて熟考してみると大まかな方向性が出てくると思います。私の場合、卓越研究員の応募書類の10年間の研究プランを作成した際に、自分の研究結果を基にしたdrug discoveryをしたいと思ったので、Industryへの方針転換がスムーズに行えたと思います。結果的に卓越研究員では研究費を獲得できたにも関わらずポストは見つかりませんでしたが、自分の長期でやりたいことを知ることができたので応募して良かったと思っています。

2. グラントを書くトレーニング

研究者としての道を歩むのならグラントへの応募書類、もしくはindustryへの就職活動の書類などは避けて通れないイベントです。自分のテーマを他人に理解してもらい尚且つ興味をもってもらうのはとても重要な事です。フェローシップへの応募書類はそういったライティングの良いトレーニングです。

これまでの研究成果、研究計画の提案、予想されるインパクトなどを論理だって書面にまとめるのは一朝一夕で出来ることではないと思います。PhD/Postdocの方には是非トライしてほしいです。

参考までに海外学振の申請に必要な書類は以下のようになっています。

  • 簡単な履歴書
  • 研究業績(これまでの研究、留学後の研究計画など)
  • 受け入れ先の承諾書
  • 評価書(推薦状)

日本学術振興会の海外学振のリンクは→”こちら” です

 

もちろん海外に先に留学してからフェローシップへ応募することも可能です。その場合は受け入れ先に先にコンタクトをとって面談もしくは面接をしてという流れが先にきます。

参考までに、アメリカのポスドク時代の同僚が取得していたAmerican Heart Associationのポスドクフェローシップは”こちら” です。これ以外にも多くのフェローシップがあるので、留学が先になってしまう方はPIと良く相談すると良いでしょう。Budgetを取ってくることになるので、大抵は良いサポートを受けれるはずです。

 

3. フェローシップ獲得で得られる数々のベネフィット

言うまでもなくcompetitiveなフェローシップを獲得した際には以下のような数多くの良いことが待っています。

  • サラリー/経済的サポート
  • 研究費の獲得
  • 研究分野におけるCredibilityの獲得
  • 達成感/self confidenceの獲得
  • (アメリカ市民なら所得税免除)
  • Etc…

PhDの学生にとってのDC1のサラリーは本当に助かると思います。海外学振のサラリーもliving costが高いエリアでなければ家族で暮らしていけます。

CVにも書くことができるので、アカデミア/Industryどちらへの就職活動でもプラスに働くことでしょう。フェローシップを取ることは応募したグループの中で優秀であるという証明の一つなので、マイナスに働くことはないですから、是非積極的に応募してください。

 

最後にお願い

”今忙しくて時間がないから“

“私にはどうせ無理だから”

などパッシブな理由でフェローシップへ応募する事をやめるのは勿体無いと思います。チャレンジすれば勝率は低いかもしれませんが、0%ではないですから。自己分析のいい機会だと思って是非トライしてみて下さい。ひょっとしたら、良いターニングポイントになるかもしれませんから。

 

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました 🙂

 

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