Luck Is What Happens When Preparation Meets Opportunity

ネットワーク管理・英語学習などLinkedInを転職以外にも活用する3つのメリット

こんにちは、masayaです。

皆さんは『LinkedIn』上手く使っていますか?ビジネス用SNSという地位を得ていて、聞いたことがあるけど使っていないという方もいるのではないでしょうか?

LinkedInはアメリカではとてもポピュラーなツールで、アメリカの研究機関と製薬企業で出会った多くの方はLinkedInを使って『ネットワーキング (コネ作り)』しています。もちろん私もLinkedInをネットワークの管理やジョブインタビューの準備にも使っています。

日本では転職に使うイメージが強いのかもしれませんが、LinkedInを使えると色々と便利なメリットがあるので、今日はLinkedInを日常的に使っている経験からLinkedInを課金せずに主に『転職以外の用途で便利なメリットについて3つ』紹介します。

1. LinkedInとは?

 “LinkedInへのリンクです。

LinkedInとはビジネス用のSNSで企業や個人がネットワークの管理、拡大に使用したり、時には転職にも活用されています。

企業は重要なアナウンスやJobをポストしたりし、個人はプロフェッショナルとして、興味がある論文やニュースをシェアしたりして使います。

フォローする企業/個人はもちろん管理できるので興味のあるニュースが基本的にはタイムライン上に流れてきます。Twitterとや Facebookなど他のSNSとそこまで変わらないです。

 

2. LinkedInを転職以外に使う3つのメリット

  1. ネットワーク管理(名刺代替)
  2. ニュースフィードで英語の勉強
  3. インタビューの準備で活用

1-1. ネットワーク管理(名刺代替)

LinkedInの1番の基本機能であるのがネットワーキングです。日本では会議や学会で会う方と名刺交換すると思いますが、後で整理して誰ですか?となった事がある方は多いのではないでしょうか?

私は顔を思い出せない肩の名刺いっぱい持ってました…

アメリカに研究留学して以降名刺をもらう機会が日本に居た時に比べて極端に減りました。名刺をもらう機会があっても、セールスの人や国に帰っていくアジア系のポスドクの友達からのコンタクトとしての名刺が中心でした。アメリカの名刺をあまり使わない文化の影響もあると思いますが、数えるほどの名刺が今も財布に入っているくらいです。

ただ、学会に行ったり共同研究をしたりしていくうちに、知り合いが増えていくと顔と名前を覚えていくのが大変になって行くと思います。そんな時に重宝するのがLinkedInのコネクション(ネットワーク)機能です。ただでさえ英語の聞き取りに難があるのに、外国の人の名前は多様すぎて一回聞いただけでは覚えることが難しいです。ましてや、スペルまで正しくフォローするなんて…

そこで、名前を聞いて記憶がフレッシュなうちにLinkedInでネットワークへの招待(Invitation)を送ってネットワークに入れてもらえると、後で見返して、LinkedInのプロフィールに普通は顔写真があるので、どこどこで会った方だと思い出すのに非常に役に立ちます。

また、顔と名前が一致するのに加えて、英語の名前のスペルも正確に確認できるのも嬉しいですね。

ここでは詳しいLinkedInのセットアップに関しては他のサイトに任せることにします。

日本語:“LinkedInのセットアップを参考にしてください。

英語:“Signing up to join LinkedIn”を参考にしてください。

2-2. ニュースフィードで英語の勉強

LinkedInのニュースフィードにはFacebookやTwitterのように、自分が興味のある分野の会社や団体、個人の方が発信するニュースや記事、論文へのリンクなどがタイムリーに流れてきます。

これらのニュースや記事は基本的には英語で書かれているので、実は『英語の勉強』にもかなり向いています。

LinkedInのニュースフィードの例

LinkedInでフォローしている団体・個人は自分で選べるので、ニュースフィードにタイムリーに流れてくる記事は、自分の興味のある分野関連のモノなので英語に触れる機会としても敷居の低いものだと思います。そうやって日常的に英語のニュースに触れていけば語彙力の向上やリーディングを目的とした英語の勉強に有効利用できます。

何より、自分の興味のある分野(科学や製薬業界など)の最新の情報もインプット出来て一石二鳥です。

2-3. インタビューの準備で活用

ライトユーザーとして一押しなのが、LinkedInをインタビュー前の準備に使う点です。

就職活動、転職活動でインタビューは欠かせませんが、いざ知らないインタビュー相手と向き合うのは不安だし緊張しますよね?

そんな時に、事前に会う方の名前と所属が分かっていて、LinkedInに登録してある方ならば、ネットワークのsearchタブにその名前を入れると、インタビュー相手の経歴などの情報と共に顔写真まで調べることができます。

実際にアメリカでの転職活動中の電話インタビュー、オンサイトインタビューの際に、このLinkedInの機能を使ってインタビュー相手の経歴、研究背景、顔写真などの情報を事前にリサーチしておきました。

アメリカ製薬研究職への就職活動 No4: Phone interview”を参考にしてください。

特に電話インタビューの際は、インタビュー相手の顔写真をプリントアウトして目の前に置いて置く事で、実際にその相手に話しかけている雰囲気だけは出せるので少しリラックスできました。お薦めです。

Note

私自身はLinkedInのライトユーザーなので、課金してプレミアムプランへのアップグレードは今のところ考えていませんので、アップグレードの話は今回は割愛します。ベイシックプランでも十分便利です。

プランの違いに興味があれば、“LinkedIn Free Accounts and Premium Subscriptions”を参考にしてください。

 

3. 転職活動でのjob search

先日Twitter で意見を伺ったところ、日本ではLinkedInやっているだけで、転職に興味があると思われる、という意見を頂き、そういったLinkedInのイメージのインパクトが強いのかなと感じました。

もちろん転職活動をする上で、LinkedInはとても役に立つツールです。

LinkedInに登録しておくと、リクルーターの方からネットワークへ入れてくれないかという趣旨のinvitationが来たり、転職のお誘いも来ます。転職のアクティブさをチェックする場所もあるので、ここをアクティブにしておく事でより多くのリクルーターの目にとまる事になります。下の写真の“Actively applying”

そして便利だと思うのが簡単に使えるjob searchの機能です。最近では企業の方からもLinkedInにJobをポストすることが増えてきています。Job Search のタブから企業名やキーワードを入れる事で、自分が興味があるjobを検索する事が出来ます。

例えば、”Pfizer ” “protein”と入れる下の写真のように、39個のJobが引っかかってきました。例えば、自分のネットワーク内にいる方がその会社で働いていたりすると、下の写真のように”38 connections”と何人のネットワーク内の人がその会社と関わりを持っているかもわかり、実際にJobへアプライする際に手伝ってくれるかもしれません。

後は好みのキーワードなり、フィルターを使って検索していけば興味のあるJobがみつかる…かもしれません。

まとめ

  1. 顔写真と名前のスペルが見れるので、名刺替わりのネットワーク管理に便利
  2. 日常的にニュースフィードを使うと英語の勉強に有効
  3. ジョブインタビュー前に相手のリサーチ(背景、経歴、顔写真など)をするのに便利

日本でも浸透しつつあると思いますが、海外でのLinkedInの使用頻度はおそらく日本よりもかなり高いです。今のところ、ポスドク時代の研究機関と製薬業界で出会った人はほぼ皆さんLinkedInを使っています。

海外へ研究留学したり、海外の相手と仕事をする機会がある方は積極的にLinkedInを活用して、ネットワークを広げていけるといいですね。

このネットワークはゆくゆくは就職する時にとても重要になるので、幅広いネットワークを作っていくことをお勧めします。詳しくは“コネ就職に活用すべきネットワークの知識と作り方”を参考にしてください。

 

もっとLinkeInの使い方に興味のある方は、The Most Effective Ways to Use LinkedInを参考にするといいと思います。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

参考になった、面白かったと思って頂けたら是非シェアしてください:)

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