Luck Is What Happens When Preparation Meets Opportunity

海外生活(研究留学)で出来るだけ早く知る・適応するべき5項目

こんにちは、masayaです。

以前の投稿、研究留学前に行っておきたい先を見据えた準備: 忘れ物チェックリストでは出国前の準備について紹介しました。準備を整えて現地に着いた後には、新しい環境や出会いなど楽しみなことが多いですが、新しい生活のセットアップなど大変なことも待っていると思います。

自分自身の海外(アメリカ)生活直後を振り返ってみてこういう部分はちゃんと済ませておけばスムーズなスタートが切れていたんじゃないかということを中心に、『海外生活を開始して出来るだけ早く知る・適応すべき5項目』についてまとめてみました。

1. 安全な地域と治安の悪い地域を区別する

優先度の高い項目としてやっておくべき事はこれから住む街の『どのエリアが安全で、どのエリアが危険であるか』を知ることです。

米国では比較的きれいに治安が良い場所と悪い場所が住み分けされています。

これから住む場所は既に慣れ親しんだ治安の良い日本という国ではないので、治安が悪い地域へ足を踏み入れることはリスクがあることを認識する必要があります。

治安の悪いエリアに一人で赴くこと、夜中に出歩くこと、イベントなどで人が集中する場所へ行く時は注意しておいて損はありません。

ただ、治安の良いエリアと悪いエリアはローカルの人はよく知っているので、現地に着いてからなるべく早く同僚・現地の日本人の方に質問をして治安の良いエリアと悪いエリアを知ることは大切です。

 

また大まかに都市ごとの治安の良し悪しを知る目安としては、“Areavibes”というサイトが役に立つと思います。

上の検索画面にzip codeを入れるだけで、住みやすさや犯罪発生率などの情報がA-Fのランク形式で分かります。

上記の結果は以前住んでいたテネシー州Memphisの住環境の検索結果になります。

 

2. 日本食材が手に入るスーパーの確認

なんだかんだで日本食が食べられないとストレスを感じてしまうと思います。日本食を作るためにも日本食材の入手ルートは是非確認しておくと良いです。

大きな都市部では“Mitsuwa Marketplace”のような日系のスーパー(Glossary Store)があって比較的アクセスしやすく、容易に日本食材が手に入ると思います。

しかし小さな街や田舎の街では、そういった日系スーパーがないことの方が普通です。だからといって日本食材が手に入らないわけではなく、中国系や韓国系のスーパーにも日本の調味料や食材を扱っている店は結構あります。

車で1時間の範囲まで捜索範囲を広げれば、きっとどこかしらには日本食材を扱う店は見つかると思うので、現地の日本人やアジア系の方に聞いて下さい。

 

3. 国際運転免許証と米国運転免許証のルールの確認

日本から来る時はアメリカで車の運転をするためにおそらく国際免許証を持ってくると思います。

この国際免許証の扱い方が州ごとに異なっているのが結構やっかいで、州によっては何ヶ月以内に『現地の州が発行する運転免許を取得をしなければならない』といったこともあるかもしれないので、現地の人、特に海外からやって来た人に確認してみてください。

もちろん州ごとのDepartment of Motor Vehicle (DMV)のホームページで自分で確認するのが最も確実な方法です。この際に注意してほしいのが、居住者(resident)と非居住者(non-resident)でルールが異なることがあるので注意が必要です。

少ないですが州ごとの運転免許・国際運転免許のルールの例です。

① カリフォルニア州

“State of California Department of Motor Vehicle”によると、カリフォルニア州では国際免許証は正規の運転免許証として認めていませんが、日本の運転免許証の英訳として認識されており運転は出来るようです。

国際免許証の有効期限は発行日から1年なので、早めに現地の運転免許証の取得が望ましいです。

② マサチューセッツ州

“Registry of Motor Vehicle”によると、国際免許証を持っていれば運転ができるようです。

ただし、カリフォルニア州の時と同様に1年以内にマサチューセッツ州の運転免許証を取得し、国際免許証から切り替えることが望ましいです。

③ ニューヨーク州

“New York State Department of Motor Vehicle”によると非居住者ならば、日本の免許証があれば運転は出来るようですが、国際免許証を持参することが望ましいとされています。

ニューヨーク州の居住者になるならば、30日以内にニューヨーク州の運転免許証を取得しないといけないようです。

 

その他の州でも独自のルールが適応されているので、Googleで『State name Foreign Drivers license』、『State name dmv  (or department of motor vehicle)』、『State name international driving permit』と検索してみて詳細な情報を確認して下さい。

ちなみに自身の米国での運転免許はテネシー州で取得しましたが、運転免許取得に必要な実技試験のアポイントが3ヶ月待ちという経験をしているので、早め早めにアクションを取っていくことが大切です。

 

日本に滞在中の国際免許証の取り方は国際免許証の取得方法を解説を参照すると良いと思いますが、住民票がある場所を管轄する各都道府県の警察署の運転免許課運転免許試験場運転免許センター申請して取得します

 

4. 基本的な生活のセットアップ

基本的な生活のセットアップもなるべく早い段階で済ませておきたい項目です。

基本的な生活のセットアップとしては、以下の5点を優先して済ませるといいと思います。

少し情報が古い部分もありますが、研究留学ネット・渡米直後のセットアップは大変参考になると思います。

 

5. マインドを変える

せっかく異なる文化・環境の国で生活を始めるわけですから、出来る部分は滞在国の文化・環境に適応するよう心がけ、日本ではないということを意識して(マインドを変えて)、吸収出来る部分はどんどん取り入れていくといいと思います。

①家族を大事に

アメリカでは家族のことを大切にする方が非常に多いので、日本の長時間残業のような慣習はないです。なので、仕事が終わって家に帰って家族で過ごす時間をしっかりと作って、家族の絆を深めていくことが出来ると思います。

②仕事は効率的に

アメリカで働く人達は長時間働かないからといって決して生産性が悪いわけではありません。家族との時間を大切にするため、早く家に帰るために効率的に仕事をこなしている印象を持っています。

仕事を効率化するためにできる事は結構多いので、詳しくは

米国の速い環境に適応するために学んだ作業効率を向上させる9+αの習慣

“3分以内に目的のファイルを探し出すためのデータ・フォルダ整理の3つのポイント

パフォーマンスを最大化する『研究マネージメント』(海外経験7年の考察)”

などをあわせて読んでみて下さい。

③挨拶とスマイルを大事に

職場のキャンパスを歩いている時や買い物へ出かけている時などには、知らない人からでも結構話かけられます。そんな時は、(嘘でもいいので)スマイルを作って簡単な会話をするようにしてみましょう。

こういった会話を重ねていくことで、英語を話すハードルも徐々に下がっていきますし、簡単なやりとりをするシチュエーションにも慣れていくと思います。

 

まとめ

治安の悪いエリアを避けていけば、治安の悪い街でもなんとか暮らしていけるので、そこだけはしっかりと把握することをお勧めします。

早め早めの行動で、国際免許証の失効(1年)前に各州の運転免許証を取得してストレスを減らすと良いと思います。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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